自費:注射治療

当院の自費注射治療について

当院の自費注射治療についてのイメージ写真1

下記の注射治療を行っております。
いずれの治療も保険適応外となります。
(自費対応となります。)

①にんにく注射・にんにく注射プラス
②プラセンタ注射
③ヒト幹細胞培養上清液注射

①にんにく注射・にんにく注射プラス

主成分がビタミンB1である注射です。昔はアリナミン注射と云われていました。
にんにくの匂いがするということで、にんにく注射と呼ばれる様になりました。
この匂いはビタミンB1に含まれる硫化アリルという成分によって起こります。
疲労回復・慢性的な冷え性・夏バテ・風邪の初期症状・肌荒れ等に効果があります。

当院ではアリナミンFを使用しております。
アリナミンはフルスルチアミンというビタミンB1であり、体内への吸収性が非常に高いです。
そのため、疲れの取れやすさに繋がっています。

アリナミンFは、吸収性がより改善されたフルスルチアミンが主成分となっています。

にんにく注射の主成分であるビタミンB1は、エネルギー代謝の促進と疲労物質である乳酸を早期に処理する事により夏バテや疲労回復を助けます。
ビタミンB1は、摂取した糖質を分解し、身体や脳が活動するのに必要なエネルギーに変える働きを助けます。ビタミンB1が不足していると、糖質からエネルギーを取り出せないため元気がでないばかりか、分解されなかった糖質はやがて脂肪になり、肥満につながってしまいます。
また、ビタミンB1は筋肉にたまる疲労物質である乳酸の除去の役割もありますので、不足していると疲れのたまりやすい体質になってしまうのです。
にんにく注射は血液の流れにのって全身にビタミンを行き渡らせ、蓄積した乳酸を燃焼してくれます。血行も良くなって新陳代謝が高まり、残った疲労物質を洗い流してくれます。

注射の持続時間には個人差がありますが、3-7日間程です。
人によっては稀にアレルギー反応や頭痛・下痢・蕁麻疹が出てしまう可能性はあります。
注射時間は、5分程です。
自費診療となります。
料金は¥1,500です。

また当院では、疲労回復をより助けてくれる成分を加えた「にんにく注射プラス」も
ご用意しております。追加される成分は、タチオン・ビタメジン・ビタシミンとなります。

  • タチオン:グルタミン酸・システイン・グリシンの3つのアミノ酸から構成されています。
    疲労回復・二日酔い・抗酸化作用・美肌・美白に効果があります。
  • ビタシミン:ビタミンCです。疲労を引き起こす活性酸素を抑える働きがあります。
  • ビタメジン:ビタミンB1、B6、B12が配合されているビタミン剤です。

注射時間は、5分程です。
自費診療となります。
料金は¥2,000です。

②プラセンタ注射

プラセンタ注射

プラセンタとはヒト胎盤のことであり、胎盤から抽出された有効成分のエキスをプラセンタエキスといいます。プラセンタエキスには、アミノ酸、ビタミン、
ミネラル、核酸など多くの身体の生成に必要な成分を
含んでいます。
プラセンタエキスには下記の効果が期待できます。(女性・男性問わず)

  • 新陳代謝の活性化
  • 更年期障害の改善
  • 美容作用(しみ・しわ・色素沈着の改善)
  • 抗酸化作用
  • 血行促進
  • 月経不順
  • 疲労回復
  • 細胞活性化

プラセンタ注射の種類

医療用のプラセンタ注射薬は、メルスモンとラエンネックという2つの製剤が医薬品として認可されています。

  プラセンタ注射
メルスモン ラエンネック
胎盤エキス量 100mg 112mg
注射時の痛み 弱い やや強い
添加剤 ベンジルアルコール ペプシン・乳糖
副作用 眠気 頭痛
注射頻度 最初の1ヶ月は2回/週 最初の1ヶ月は2回/週
その後は1回/週 その後は1回/週

*乳糖・ペプシンアレルギーのある方はメルスモンを、ベンジルアルコールにアレルギーのある方は
ラエンネックをおすすめします。

今までプラセンタ注射を受けたことはあるが、あまり効果を感じなかったという方は、
注射の頻度と量、期間が足りていないことがほとんどです。
そのため、まずは1本/回で開始しますが、効果を実感できなかった場合は2-3本/回に増量します。
2-3本/回以上に注射したとしても、打ちすぎになることはありません。
一度に5本や6本打っていただいても良いのですが、プラセンタは一度に沢山打つよりも
こまめに分けて定期的に接種した方が効果が持続します。
通院が困難の場合は、最初の1ヶ月は週1回・2-3本/回とするのがよろしいでしょう。

リスクや注意点について

献血ができなくなります。
国内で一例も感染症の報告はありませんが、厚生省は「ヒトの血液や組織を使用した治療を受けたものは、理論上感染の危険性がゼロではないため、献血ができない。」と規定しております。
そのため、プラセンタ注射を一度でも受けると献血ができなくなってしまいます。これはプラセンタ製剤だけではなく、輸血や血液製剤(アルブミン製剤など)の投与を受けた方と同様に制限されます。

費用等

(税込)

1本 1,200円
2本 1,800円
3本 2,400円
4本 2,800円

③ヒト幹細胞培養上清液注射

ヒト幹細胞培養上清液注射の図

ヒト幹細胞培養上清液とは、幹細胞を培養する過程で生じる上澄み液を抽出したもので、様々な効果を発揮するサイトカインやエクソソーム、その他の生理活性物質が数百種類以上も含まれています。

これらの成分には、体内で損傷を受けた組織・細胞を回復させる物質が豊富に含まれ、注射で体内に投与することで組織修復や加齢で衰えた細胞の活性化を促します。

特徴

  • 培養上清液には細胞は含まれておりません。
  • 日本人ドナーからの臍帯由来幹細胞で生じた上清液となります。
    他の組織由来のものと比して、含有されるサイトカイン量は格段に違います。

リスクや注意点について

  • 安全性の担保として、ドナーの感染症スクリーニング検査はウインドウ・ピリオドを勘案して一定の期間毎に行っております。適格と判断された臍帯のみを用いております。
  • 投与による副作用としては、下記となります。
    • 注射部位の痛み・出血・腫れなど。
    *サイトカインを含有しておりますが、サイトカインストームといった重篤な副作用報告はありません。
  • 妊娠中・授乳中の方は、投与はできません。
未承認医薬品であることの明示 本治療に用いるヒト幹細胞培養上清液は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。
国内の承認医薬品等の有無の明示 本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
入手経路等の明示 MRT株式会社から納入
諸外国における安全性等に係る情報の明示 諸外国においても重大なリスクの報告はありません。

効果効能

注射投与

自費:注射治療治療のイメージ写真2
  • 体内の細胞分化促進作用
  • 血管再生・血管新生作用(動脈硬化病変の改善・EDなど)
  • 免疫調整作用
  • 神経細胞修復・再生作用(脳梗塞・脊髄損傷など)
  • 骨再生作用(骨粗鬆症・歯肉炎など)
  • 活性酸素除去作用(疲労回復・生活習慣病予防など)
  • 組織修復作用(肝障害・間質性肺炎など)
  • 糖代謝改善(糖尿病・進行予防など)

詳しくは幹細胞培養上清液について(日本再生医療臨床学会)のページをご覧ください。

点鼻投与

自費:注射治療治療のイメージ写真3
  • 神経細胞活性化(認知症軽減作用など)

費用等

注射時間は10分程となります。
料金は¥25,000/回です。

のざきはちまん前内科 内科、呼吸器内科、アレルギー科

〒181-0014 東京都三鷹市野崎1-22-8
レヴァンティア1F 0422-48-3735

土曜日のみ8:30~13:00
休診日:水曜、土曜午後、日曜、祝日

※現在、受付時間が
変更となっております

受付時間の詳細は「2025年03月27日のお知らせ」をご覧ください。
院内感染伝播対策としてインフル・コロナ外来を設けております。
通常外来受診の方は、この時間帯を避けて受診をお願いします。
  日祝
9:30~13:00
15:30~18:30
案内図
Access
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